有料老人ホームの契約・入居する前のチェックポイント
ここでは、有料老人ホームの契約・入居を行う際、事前に確認しておきたいチェックポイントをご紹介します。
POINT 01. 退去条件
1つ目のチェックポイントは『退去条件』です。
入居したご本人が、「この老人ホームにこのまま住みたい」と思っていても、施設側で定める退去条件に該当した場合は退去しなければいけません。
退去条件の例
- 入居者間でのトラブル
- 他の入居者への暴言や暴力
- スタッフへの暴言や暴力
- 料金の滞納
- 長期の入院が必要になった場合
- 認知症の進行
- 介護度が上がり、施設での対応が難しい場合
- 医療面で、施設での対応が難しい場合
POINT 02. 入居金の償却
2つ目のチェックポイントは『入居金の償却方法』です。
有料老人ホームでは、料金体系として入居時に家賃等の前払いとして入居金(入居一時金)が必要となる場合があります。
入居金は、入居時に償却(減額)される『初期償却』と、入居期間に応じて毎月償却される『均等償却』があります。この初期償却の割合や均等償却の期間は、入居する有料老人ホームによって異なります。
POINT 03. 月額料金の内訳と追加費用
3つ目のチェックポイントは『月額料金と追加のサービス費用』です。
有料老人ホームでは、入居してから毎月支払う月額料金があります。家賃や管理費、食費、水道光熱費をはじめ、介護サービス費、生活支援サービス費、日用品費など、様々な内訳があります。入居後に希望するサービスを受けて料金の支払いができるかを計算しておきましょう。